Androidスマートフォン、OPPO Find X9 Ultraを買いました、というお話です。
買ってからもう2ヶ月くらい経つのですがとても気に入っているので、今更ですが買いましたよ、という記事を書きます。そのための撮影などはしていないので厳密な作例比較などはできませんが、レビューというか、感想的なものを残しておこうと思います。
さて、僕はスマートフォンはAndroidとiPhoneの2台持ちなのですが、AndroidスマホはこれまでLeitz Phone 2を使ってきました。前回Android端末を買い替えた話はこちらに書いています。

気に入って使っていたのですが、3年が経ち、さすがに最近はアプリの起動やカメラの立ち上がりで待たされることが増えてきたので、ついに買い替えることにしました。
どのAndroidスマホにするか
どのAndroidスマホにするか、という意味では、機種選び自体はすんなり決まりました。僕は写真を撮るのもガジェット的なものも好きなので、カメラ機能が良いものを買うつもりでした。(ただ、1つだけ大きな問題がありました。これは後ほど。)
最近はXiaomiのLeicaとのコラボも話題になったし、カメラメーカーとスマホのコラボは増えてますよね。僕はHasselbladのカメラを使っていることもあり、OPPOがHasselbladとコラボし始めてからOPPOに注目していたのですが、このたびFind X9 UltraというHasselbladとのコラボスマホの最上位機種が日本でも発売されることになったので、買い替えを決意しました。しかも、Hasselblad Earth Explorer Kitというテレコンバーターまで別売りで用意されていて、これはガジェット心をくすぐられるどころか激しく揺さぶられましたね(笑)。
Find X9 Ultraってどんなスマホ?
Hasselbladと共同開発したカメラを載せた、OPPOの最上位モデルです。日本では2026年7月にSIMフリーモデルだけが発売されました。定価は27万4,800円(税込)で、実際の購入価格は24万7,320円(税込)でした。スマホとしてはなかなかの値段です。というか、高いですよね(笑)。

公式情報はこちらの製品情報とプレスリリースをご覧ください。


メインのカメラは4つです。
- 超広角 14mm相当 5,000万画素
- 広角 23mm相当 2億画素(1/1.12型センサー)
- 望遠 70mm相当(3倍)2億画素
- 超望遠 230mm相当(10倍)5,000万画素
超広角、超望遠、2億画素とすごいスペックですよね。でも正直その辺はあまり関心はなくて、画素数は平凡で、ズームもなくていいから、とにかく僕の好みの写りであることが最大の条件でした。
ほかにはSnapdragon 8 Elite Gen 5、7,050mAhのバッテリー、100W充電と、中身も最上位らしい構成です。そのぶん重さは約235gあります。
では肝心のカメラアプリはというと、主な撮影モードは5つ。
- マスター
- ISO(50 – 12800)、シャッタースピード(1/8000 – 30)、EV(-3.0 – +3.0)、フォーカス、WB(温かみ、トーン)
- JPG/RAW、アスペクト比、タイマー、ヒストグラム、フォーカスピーク、ズームフォーカス、顔測光、インターバル撮影、設定
- フィルタ機能
- 動画
- 最大8K 30fps、4K 120fps(Dolby Vision)で撮れる
- 写真
- 普段使う標準のモード。倍率は0.6倍から10倍まで選べて、そこからズームすると最大120倍まで寄れる
- 光学ズームは10倍(230mm相当)まで。それより先はデジタルズーム
- ポートレート
- 1倍から10倍まで、どの倍率でも背景をぼかして撮れる
- 人物の肌を自然に見せる処理は、写真モードと同じくオン・オフを切り替えられる
- Hasselblad高画質
- 0.6倍から10倍まで、決まった倍率をいくつか選んで撮るモード
- 画素数はデフォルトで5,000万画素、2億画素まで選べる
- その他
- 夜景、パノラマ、プロ動画、スローモーション、タイムラプス、長時間露光、アウト/イン同時動画撮影、ステッカー、テキスト、テキストスキャン、XPAN、HASSELBLADテレコンバーター
- プロ動画では、Logで撮ってLUTを当て、色を作ることもできる
正直機能がありすぎて使い切れていません(笑)。普段は写真モードかHasselblad高画質モードで撮ってます。
Hasselblad Earth Explorer Kitも買いました
別売りのHasselblad Earth Explorer Kitも一緒に買いました。専用ケースに、10倍望遠カメラ用の4.28倍テレコンバーター(望遠を強化するレンズのような感じ)を装着する仕組みです。装着時は300mm相当から始まり、最大1,380mm相当までの超望遠撮影が可能になります。

このExplorer Kitは約6万円(税込5万9,800円)。決して安くはない買い物ですが、スマートフォンにこんなに大きなテレコンバーターをつけるという発想がユニークなことに惹かれたのと、「スマホで300mm」という響きに負けて買ってしまいました。このKitにはテレコンバーター以外にもスマホケースとテレコンバーターとの接続などに使うリングがいくつかついてきます。テレコンバーターを付けるときと外すときはこのリングを取り替えたりするのですが、これが結構かたいんですよね。結果としてあまり取り替えなくなってしまいました。つまりテレコンバーターをほとんど使わなくなってしまいました(笑)。

良いところ:美味しそうなものが美味しそうに撮れる
このカメラ、じゃなくてスマホ、とても気に入ってます。カメラについてももちろん気に入っていて、とにかく画質が良いんです。
画質が良い、というと「画質の良さとは?」みたいな話になってしまうのですが、まあ、僕の好きな感じになる、くらいの意味で。「味わいのある写真」というのとは少し違います。見たままを、その時の印象通りきれいに写してくれる感じ。特に食べ物の写真が良くて、とても美味しそうに撮れます。

その結果、普通に旅行などの撮影はカメラではなくX9 Ultraで撮るようになりました。これまでは記録用にLeica Q3とズームレンズを付けたSony α7 Vの2台体制で出かけることが多かったのですが、記録用はもうFind X9 Ultraでいいな、と思い、持ち出すカメラは2台から1台になりました。これは想定していなかったので自分でも意外な変化でした。
ちなみに少し補足しますと、Leica Q3より良い、という意味ではなく、記録程度の用途であればこちらで十分だな、という感じです。Leica Q3は用途違いか、むしろオーバースペックという感じですかね。
画質比較
Find X9 Ultraを買った直後に色々試しましたので他のスマホのカメラなどと比較してみたいと思います。レビューするつもりではなく撮影したものなので厳密な比較はできないですが、参考にはなるかな、と。
全て基本的にオート撮影で、ほぼ撮って出しです。
渋谷駅前にて


大学の観葉植物



サクラステージ
これは両方Find X9 Ultraなんですが、広角写真と、Explorer Kitをつけたものの比較です。
渋谷サクラステージに行ったことのない方はわからないかもしれないですが、桜丘付近の歩道橋からサクラステージ越しに恵比寿方面を撮影したものです。下の写真は、テレコンバーターをつけたものなのですが、手持ちの限界でややぶれてます。
両方とも同じ位置から撮影しています。上の写真の真ん中あたりの奥の方をよく見るとこのピンク色のスペースが見えると思います。あの遠くに小さく見えるものがこんなに大きく写るので勤務先の大学の教室とかは狭すぎて試すことができませんでした(笑)。屋外で固定で撮影するイメージですね。三脚に固定する穴も開いてますし。


Hasselblad X2D 100Cとの比較
僕はHasselbladのX2D 100Cも使っているので、同じHasselbladの名前がついたスマホでどこまで撮れるのかは気になるところです。
最初に言っておくと、条件をきっちりそろえた比較写真ではありません。手元にある写真で見比べた程度です。なので「参考までに」くらいの気持ちで見てください。
これはGoogle Photosでくっつけてしまったので色味の比較としてください(この画像では解像度の比較はできません)。画素数については、正直Find X9 Ultraの2億画素とX2D 100Cの1億画素だと比べ物になりませんでした。もちろん中判デジタルカメラのX2D 100Cの方が上です。画素数は多くてもセンサーサイズの差が現れてしまいますね。X2D 100Cは写真の一部を拡大した時、きちんとディテールが描画されているのですが、Find X9 Ultraの2億画素は拡大すると崩れていて使い物にはならないですね。元々高画素は期待していなかったので問題ありません。これはFind X9 Ultraの欠点というよりは、X2D 100Cの凄さという方が正しいかもしれませんね。

作例いくつか
作例というほどではないですが、Find X9 Ultraで撮影した写真を幾つか載せておきます。
解像度はWordPressの仕様で下がっていますが、色味や明るさはいじっていません。






大きな難点は1つ:おサイフケータイ非対応
このスマホ、とても気に入っているのですが、大きな難点が1つだけあります。
それは、おサイフケータイ(FeliCa)に対応していないことです。僕の支払いはiDがメインなので、FeliCaが使えないのはかなり致命的でした。サブの支払いはSuicaですが、これもFeliCaなので使えません。NFCは載っているので、クレジットカードのタッチ決済は使えるらしいのですが、僕のメインカードは使えませんでした。正直、買うかどうかすごく悩みました。
結局決め手になったのは、もともと2台持ちだったことです。決済はiPhoneに任せて、どうしてもというときはPayPayで乗り切る。この割り切りができたので購入に踏み切りました。
逆に、Android 1台で全部済ませたい人、おサイフケータイが必須の人には、ここがかなり高いハードルになると思います。
あと、僕は気にならないのですが、軽いスマホがいいと思っている人にとっては重さが気になるかもしれません。標準でケースがついてくるのですがそれがあまりにもイケていないのと、Explorer Kitのケースがかなりいい感じなので、Kitのケースをつけています。本体だけで約235gあるところにこのケースが加わるので、合わせると結構重いです。
それでもとても気に入ってます
約25万円のスマホとExplorer Kit、合わせて30万円を超える買い物でした。FeliCa非対応はかなり大きいデメリットではあるものの、カメラをはじめとした性能にはとても満足しています。発売から少し経って、すでに価格が下がっているようなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!
テレコンバーターで何かちゃんと撮影したら作例追加したいと思います。

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