
2025年12月19日、ライカ製品の価格改定が発表されました。 新価格の適用は2026年1月20日(火)以降の予約・注文分からとのこと。
ライカ製品価格改定のご案内
https://store.leica-camera.jp/news/news_20251219
僕が愛用しているLeica Q3も、現行の1,034,000円(税込)から1,133,000円(税込)へと値上げ。 ついに110万円を超えてしまいました。もともと高価なカメラですが、さらに遠い存在になった印象です。発売時の価格は902,000円(税込)だったので、この約2年半で231,000円も値上がりしたことになります。
Leica Q3が発売されたのは2023年の6月。この2年半の間に何度かの価格改定がありました。その価格の推移を調べてみようと思ったら、意外とまとまった情報がなく、Leicaの公式情報も過去のものは消されている模様。残せばいいのにね。生成AIを使ってもそれぞれ異なる結果に。
ということで一通り整理してみました。最終的に一番助かったのはGrokでしたね。根拠にXが引用されるので、公式情報がないところの推察に便利でした。
ということでLeica Q3、これまでの価格推移をまとめてみました。Leicaの公式サイトに過去の記載がないのでなるべく信頼性の高いメディアなどを参考にしています。
Leica Q3 価格推移のまとめ
| 日付 | 価格(税込み) | 価格差 | 根拠 |
| 2023年6月3日 (発売日) | ¥902,000 | Link | |
| 2023年10月10日 | ¥968,000 | +¥66,000 | Link |
| 2024年6月12日 | ¥990,000 | +¥22,000 | 注1 |
| 2025年1月10日 | ¥1,012,000 | +¥22,000 | Link |
| 2025年7月23日 | ¥1,034,000 | +¥22,000 | Link |
| 2026年1月20日 | ¥1,133,000 | +¥99,000 | Link |
(注1)この時期の明確なプレスリリースは見当たりませんでしたが、2025年1月の改定記事に「旧価格99万円」との記載があったこと、2024年6月にライカ製品全体の改定があった形跡があることから、このタイミングでの変更と推測しています。
なぜこれほど値上がりするのか
ここ数年の値上げの背景には、複数の要因が絡み合っていると考えられます。
- 為替相場の変動
- 世界的なインフレと原材料・製造コストの高騰
- グローバル市場における価格の均衡(内外価格差の是正)
今回の改定については公式な背景説明はありませんが、おそらくこれら3つの要素の「合わせ技」ではないでしょうか。特に為替の影響は無視できないレベルだと感じます。
結論:カメラは「発売日」に買うのがベスト
こうして発売から2年半の間に23万円も値上がりしているというのは驚きですね。ちょっとしたカメラやレンズが買えてしまいます。
購入時、色々あったのですがめっちゃ使ってるし、発売日に(手に入れたのは数カ月後でしたが)買ってよかったな、と思います。
やはりカメラは、欲しいと思った時、あるいは発売日に手に入れるのが、精神的にも経済的にもベストな選択なのかもしれません。
……という話を、また次回かその次の記事で詳しく書こうと思います。 実は最近、別の新しいカメラを発売日に手に入れたばかりなのです(笑)。


コメント