QOL(Quality of Life)を上げるべく先月から始めたMonthly Photo Challenge。これは、独立してみて感じたことなのですが、意識的に休みを取ったりしないとただ漫然と仕事だけで1年過ぎていきそう、と思ったので始めたものです。月イチでちゃんと撮影すると年に12回撮影できますからね。というわけで、第2回目の今回は、天の川を撮影しに千葉の最南端、館山に行って参りました。千葉県出身の私にしても館山は全然馴染みがないので良いチャレンジです。
天の川の撮影は2回目なんですが、1回目は友人のKenKenさんから何から何まで教わりながらの撮影だったのでそれなりに良い写真が撮れたのですが、自分ひとりでの撮影にも挑戦したいと思いました。
その時の天の川はこちら。
インスタはちゃんと展開しないかもなのでX!
本当は今回は花火を撮りに行こうという話もあったのですが、それも無くなり、ペルセウス座流星群を撮ろうと思っていたのですが、天気が悪かったり、台風が来たりで色々タイミングをずらしての実施となりました。
というわけで早速計画開始です。と言っても、メインの撮影以外はある程度行き当たりばったりを楽しむ、という気持ちもあるのでとりあえず天の川の撮影方法だけおさらい。ついでにどこかで夜明けの千葉を撮ろうかな、くらいの計画です。天の川を撮影するのはそれなりに暗いところが望ましいのですが、東京近郊ってある程度どこも明るいんですよね。それでもそれなりに暗い、千葉の館山に行ってみることにしました。そこでもやや明るいんですが勢いで行ける範囲だと館山くらいがベストかなと。
Monthly Photo Challenge 第2弾、スタート!
海ほたる
渋滞回避のため午後出発。ひとりの撮影旅行なのでこの辺は誰かに気を使う必要がないので気楽。最初の休憩地点は海ほたる。
最高の青い空、白い雲、最高のお出かけ日より!
普段新宿あたりの高層ビル群をうろうろしてる自分としてはもうこれで十分ですよね。
しばらく眺めていよいよ出発。木更津へ。
北条海岸
撮影予定は館山の最南端の方なので、ちょっと距離があるのでちょいちょい休みながら進みました。途中立ち寄った北条海岸は天気が良いと富士山が見える、ということで夕日の時間帯に戻ってくることに。今は霞んでいて何も見えない。
千葉最南端付近
というわけで、下見です。夜は真っ暗の中撮影するので車を止めていい場所の確認と撮影場所の確認は必須ですよね。
一応野島崎灯台は撮影OKというのは確認していたのですが、みんなが撮ってる場所は面白くないなと思い、他の場所がいいなあと思って探しました。とりあえず夜停められそうな場所は見つけたのでそこで撮影することに。
夕日までもう少し時間合ったので少しドライブして白間津海岸付近にて。
北条海岸再び
というわけで、30分かけて慌てて夕日の北条海岸に戻りました。ギリギリ間に合いました。
とても素敵な夕日でしたが、なかなか富士山は姿を現さず、最後の最後、ようやく富士山が浮かび上がってきた!というところで日が沈んでしまいました。夕日と富士山のツーショット。
夕飯
夕飯は安易にファミレスに入りそうになる気持ちを抑えながら、周辺で駐車場があってそれなりに評価の高かった「磯の香亭」へ。食レポはしませんが、普通に美味しくいただきました。
天の川
いよいよ天の川。事前に下見しておいた駐車場に向かってみたのですが、どうやら夜は閉鎖されていていたようで入れませんでした。というわけで、前回も登場したToshiさんのおすすめもあり野島崎灯台へ。暗闇の中、よーく目を凝らすと無数のカメラマンが既に、そこに。野島崎灯台はベンチがあってそのベンチを入れて天の川を写すのが定番っぽく、Toshiさんからもおすすめされたので目指すことに。僕も1度昼間行ったことがあるのですが、何しろ暗くてどこにベンチがあるかわからない(笑)。ずっと歩いていくと人が沢山いる場所があったのでわかりましたが。やっぱり下見は大切ですね(今回はしていなかったのですが)。
撮影での細かい調整の話などはここではいいですかね。今回はベンチにピント合わせましたが星がぼんやりしないように少し工夫したとか前回のα7IIIよりα7IVの方がノイズはきれいそう、とか。
というわけで、僕が素人なりに撮った天の川をどうぞ!
最近購入したHasselbladでも撮ったので載せておきます。こちらはフルサイズ換算で35mmのレンズしか無かったので、もう少し引きたかったですが仕方ないですね。上の2枚は14mmで撮っています。
天の川の角度、位置とかベンチとのバランスとか色々改善点もあるのですが、とりあえず経験を積む、という意味では自分的には満足。撮影時点ではピントがどこまで合ってるか自信がなかったのですが、こうしてみてみるとまあいいかな、というレベルでしたので撮れた、ということにします!
何だかんだと2時間くらい外にいたのですが夜なので日差しはないものの気温は30度近くあり、湿度も高くちょっと気持ち悪くなりそうだったのでこの辺で撤収。
雲海
撮影終了して23時。あれ、家に帰れるのでは?ということでしばし思考。このまま切り上げて返っても多分午前1時くらいには着いて普通に眠れる。でも、朝日を待って夜明けの千葉を撮るというのはめったに出来る体験ではない。ということで、このままここで残って夜明けを待つことに。
ただ、同じ場所で待つのではなくて、雲海を撮ろうかな、ということで鹿野山九十九谷展望公園へ。ちなみに、この移動中の休憩時に歯磨きなどはしています(笑)。到着は3時30分くらい。このまま夜明けを待つことに。
4時30分くらいには少しずつ明るくなって、期待は絶望に変わりました。移動中にも軽く霞んでいて雲海見れそうだな、と思ったのですが、霞過ぎてて何も見えないんです。
しばし待つも霞は取れない。午前7時頃、ようやく少し霞が取れてきたので軽く撮影。
ああ、でもこれ雲海じゃないなぁというわけで、雲海は撮れず。またの機会に。
富津公園
帰りについでに一度行ってみたかった富津公園へ。さすがに午前8時の富津公園は人も少なく、ほどんど誰もいませんでした。釣りの方がいましたが。写真的には夕方ですかね、ここは。またいつか来たいと思います。
海ほたる再び
今月のチャレンジ終わり、ということで帰路。朝ごはんは地元のものを食べたかったのですがそれっぽいものを見つけられなかったので諦めて海ほたるにて。
何も考えずメロンパンとアイスコーヒーを買ったあとにたこ焼きを発見。たこ焼きはあさり焼きとのミックス。あさりは海産物だし(たこも)これもありだな、と購入。というわけで、たこ焼きにアイスコーヒーってなかなかですよね。でも美味しかったです。
というわけで、今回のチャレンジは終了。最後に、帰りの海ほたるからの景色。昨日の海ほたるからの景色とは随分違いますが、これはこれで思い出に。
最後に、撮影について少し補足しておきます。今回カメラは2台持っていきました。メインのα7IVと、あと実は最近サブカメラを購入したのでサブカメラの写真も混ざっています。そしてさらにC-PLフィルタを導入したので色が少しクリアになっているかもしれません。どうでしょう。現像、レタッチについては僕自身は撮って出しへのこだわりはないのですが、誤解を避けるために直接彩度の項目をいじることはしていません。ただ、他の項目の調整で彩度が高くなることがあるため、その際は彩度を下げることもあります。
次回のテーマは9月ですが、まだ具体的なアイデアは浮かんでいません。でもお楽しみに!!
(5人くらい楽しみにしてくれてると思ってます!!)
2023/8/26 追記:次の記事「Hello Hasselblad X2D 100C! – Leica Q3を待ちわびて」にてお伝えしました通り、HasselbladのX2D 100Cを購入しました。今回の撮影でも沢山使用しています。今回の撮影では、HasselbladのX2D 100CとSony α7IVを使用しました。写真ごとにどのカメラで撮影したものかを追加してあります。こうして見てみると、α7IVもきれいだな、と思いますね(笑)。
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