Geminiでインフォグラフィック作成を試してみました(その2)

先程公開した「Geminiでインフォグラフィックと音声解説を試してみました」の記事では、インフォグラフィックがうまくいきませんでした。

原因は具体的にはわからないですが、AIが得意としそうなというテーマで、再度インフォグラフィック作成を試してみたいと思います。

テーマとプロンプト

今回試してみたのは、Googleのビジネスモデル分析。インフォグラフィックを試してみたいだけなのでプロンプトはシンプルに「Googleのビジネスモデルを分析して下さい」。

今回はDeep Researchの結果は載せません。気になる方は個別に問い合わせて下さい!

Geminiによるインフォグラフィック

その結果を元にインフォグラフィックを作成してみたところ、うまくいきました。現状このようなトピックについては上手く生成出来るようです。

Googleのビジネスモデル

データが支え、広告で収益化するエコシステム

揺るぎない中核

Googleの基盤は、その広大なエコシステムへの入り口である検索における圧倒的な支配力です。

91%

世界の検索エンジン市場シェア

(出典: Statista, 2024年後半)

収益の内訳(2024年度予測)

多角化を進める一方で、Googleの収益の大半は、その高度な広告システムによって生み出されています。このチャートは、数十億ドルに上る収益の構成を示しています。

消費者向けエコシステム

Googleは、生活に不可欠なサービス群を主に無料で提供しています。

  • 🔍検索: インターネットへの入り口
  • ▶️YouTube: 動画コンテンツの世界的リーダー
  • 🤖Android: 世界で最も人気のあるモバイルOS
  • 🌐Chrome: 圧倒的なシェアを誇るウェブブラウザ
  • 📍マップ: ナビゲーションと地域検索の必須ツール

ビジネスの収益化

その一方で、Googleは企業がエコシステム内のユーザーにリーチするための強力なプラットフォームを提供します。

  • 📈
    Google 広告: 企業が検索結果に広告を表示するためキーワードに入札
  • 📢
    AdSense: 第三者のウェブサイトにターゲット広告を掲載し、収益を分配
  • 🛍️
    Google ショッピング: 商品リストと比較サービス
  • 📊
    アナリティクス: ウェブサイトのトラフィックとユーザー行動を分析

広告エンジンの仕組み

この簡易フローは、Googleのビジネスモデルの中核となるループを示しています。

👤

ユーザーのアクション

検索、動画視聴、マップ利用など

💾

データシグナル

意図・興味データを生成・分析

🔨

広告オークション

広告主がリアルタイムで入札

🎯

ターゲット広告

最も関連性の高い広告が表示される

💰

収益

ユーザーがクリック/視聴して収益発生

エコシステムの好循環(フライホイール)

Googleエコシステムの各製品は相互に強化し合っています。

ユーザー
データエンジン
検索
YouTube
Android
Chrome
マップ
Play ストア
ハードウェア
広告

新たなフロンティア:広告事業の先へ

Googleは新たな成長分野に重点的に投資しており、特にGoogle Cloudがその先頭を走っています。

© 2025 インフォグラフィック分析. データは説明のためのものであり、公開されている財務報告書および市場分析に基づいています。

※目次が入るのはWordPressの機能によるものです。

考察:得意なテーマと苦手なテーマ

若干レイアウトが崩れているものもありますが、Geminiのサービス内ではとてもきれいに表示されていました。

前回の「特定の個人の経歴」というテーマでは失敗しましたが、今回の「企業のビジネスモデル」では成功しました。

このことから、Geminiのインフォグラフィック機能は、現時点(2025年10月)ではテーマによってはまだ不得意なものがあるようです。

もしインフォグラフィック作成がうまくいかない場合は、より一般的で大きなテーマで試してみると、今回のような良い結果が得られるかもしれません。ぜひみなさんも試してみて下さい!!

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