2024年もお世話になりました!チャレンジな1年を振り返る

はっと気がつけば、2024年ももう大晦日。今年を振り返ってみると、大学教員として、そして大学の企画広報部長としての記憶しか出てこない。今読み返してみるとドラマチックでバラエティに富んでいた昨年とはまるで状況が違うなーという感じがします。

今年は一言でいうととにかくチャレンジの1年だったな。仕事も趣味も、人生も。ああ、ブログのサブタイトルみたいになってしまったw

でもまあ50代になってそれだけやりがいのある事に新しくチャレンジできてるというのは幸せなことだな、と思いますよね。でも大学の話は書けないことも多いので、それ以外の話題を中心に2024年を振り返ってみたいと思います。

株式会社Digital Evangelistについては別途まとめてありますので「株式会社Digital Evangelist、2024年もお世話になりました」をぜひご一読ください!

2024年の振り返り

日本経済大学にて

教授と学科長と企画広報部長と

改めて日本経済大学における状況から始めますと、日本経済大学経営学部デジタルビジネス・マネジメント学科の教授で学科長に就任したのが昨年10月。生徒を受け入れ始めたのが2024年の4月。合わせて急遽企画広報部長を拝命し、東京渋谷キャンパスの学生募集の責任者となり、年間20回以上開催している日本の高校生向け&日本語学校生向けのオープンキャンパスの責任者となりました。

1つの役割だけでも大変責任のある仕事なのに3つあるのは正直本当に責任を感じる日々なのですが、なかなか出来る経験ではないので楽しんで日々過ごしております。

その辺の話は4月1日のブログにも書いてありますので良かったら読んでみてください。

デジタル・マーケティングの担当者として

受験生募集の担当者になる前からなのですが、学内のネット系の権限を色々頂き、いわゆるデジタル・マーケティングの担当者でもあります。これは自発的にやっているのですが、企画広報部の責任者の役割ではないので、3役どころではないですねw

でもGoogle AnalyticsやSearch Console、Google 広告、Google ビジネス プロフィール、Looker Studio使ってレポート出したりと色々な知見がたまりつつあります。マーケティング業界で、というよりは大学広報業界でこの知見を共有する機会あればいつか共有したいですね。

ちなみにGoogleだけじゃなくて、InstagramもYahoo!広告もやりました。来年も引き続き頑張ります。

もっと日経大を知ってほしいと思う日々!

ちなみに、学生との距離感は本当に気をつけていて、教員と生徒、ということは常に意識しながら接しています。でも1年近く経ってだいぶ生徒も馴染んでくれたのか少しずつ距離感が縮まって来て楽しいですね(でも個人的な連絡とかは一切しないですよ)。年末のイベントなども手伝ってもらったりしました。社会人のイベントに少し学生が入るのもいいですね。4年生とか卒業しちゃうのがちょっと寂しいくらいですw

日本経済大学東京渋谷キャンパスの情報というか様子があまりネットにないので来年は少しずつどんな学校なのか、受験生の皆さんが少しでも感じて頂けるようにしていきたいと考えています。学生との共同プロジェクトも企画しているので楽しみにしていてください!

でも、SNSなどでオープンにDMを受け付けているせいか、時々オープンキャンパス参加者の方から「金谷教授の学科に申し込みました。合格したらよろしくお願いします!」のようなメッセージを頂くことがあるのですがこれはとても嬉しいですね。人生をかけて、というと大げさかもしれないですが大きな決断として僕を信頼してくれたわけで、その期待には応えたいと思います。一緒に頑張りましょうね。楽しみにしています。

大学の仕事は書けないことも多いのでこのくらいで。

個人活動

仕事というかライフワークのような話なのですが、大学と会社以外の活動もちゃんと行っていますのでご紹介します。

一般社団法人Trust&Safety協会設立へ

Google在籍時代に立ち上げたTrust&Safetyの業界団体があるのですが、昨年はこの活動でシンガポールに行ったりもしましたが、今年はそういった目立った活動はなかったものの、社団法人化に向けて動いています。年明け早々にもなんらかのアナウンスが出来るよう準備していますのでお楽しみに…という感じでもないですが、期待していてください!

恒例の年末のイベントの告知。

SIIJの第2弾のイベント開催

昨年立ち上げた団体、「Sustainable Internet Ecosystem Initiative Japan」(SIIJ)のイベントも開催しました。こちらはまだまだ手探り状態ではありますが、2025年も継続していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

こちらは第2弾のイベント告知時のもの。レポートは年明け早々にも公開したいと思います。

日経デジタルガバナンスに寄稿開始しました

これまでも何度か記事を書かないか、という話はあったのですがいわゆるライターとか記者タイプではないなーと思ってお断りしていたのですが、日経デジタルガバナンスはその頻度やメディアとしての方向性が僕の関心と一致していたこともあり、このお話はとても嬉しく、お引き受けすることにしました。とはいえまだ2つしか寄稿していないのですが、来年は検索以外のトピックも取り上げていきたいと思います。

その他の話題

Apple Vision Proを買ったよ

ここからは雑多なトピックを取り上げていきます。まず、今年買ったもの、としてはやっぱりこれかな?Apple Vision Proを買いました。時々聞かれるのですが、これは研究費ではなく自腹です。

割と多くの方から「Apple Vision Pro買ってどうでした?」と聞かれるのですが、買って良かったな、と思います。全然売れてない、みたいなニュースも見かけるのですが、むしろこの段階はアーリーアダプター止まりだろうなと踏んでの購入だったので全然問題ないです。その希少性に価値を感じるかどうかですよね。

何に使ってますか?というのもよく聞かれるのですが、一番活躍してるのはオープンキャンパスですねw受験生の皆さんの記憶に残るためにもこれかけて登場してますから。だから買って良かったと思いますか?と聞かれると、「良かったです」というのが回答なんですが、誰にでもあてはまる理由ではないですねw

実際普段使いはほとんどしないですね。広い画面を使いたいときなどに使うことがあるかな、という感じで。でもたまにカフェでもやりますね。カフェでやるのは機密性の高い情報を扱う時とか周りに見られたくない作業をする時とかですね。一瞬注目を感じますが、一瞬です。すぐ誰も気にしなくなるので快適です。

Insta360 X4購入しました(360°カメラ)

今年もう一つ手にしたおもちゃ…じゃなくてガジェットは、Insta360 X4、360°カメラですね。

360°カメラ、説明は不要かな?とも思いますが百聞は一見にしかず、次の動画を見てみて画面をグリグリ回してみてください。できればパソコンで。スマホだと見にくいかも。これで8Kで撮れるって凄くないですか?

360°カメラのメリットはぐるぐる回せるだけじゃなくて、とりあえず撮影して後から好きな方向の映像を使うなんてこともできるのです。次の動画はInsta360 X4のデモというか機能紹介として撮影したものですが、基本的には360°動画として撮影し、編集時に特定の方向を採用したりあたかもカメラマンがカメラを動かしたように回したりとても楽しいです。これで本体だけなら10万円しないのだから凄い時代になりましたよね。

そしてこれも360°動画です。タイムラプスで360°ってあまり見たこと無いかも?

写真撮影は滞ってます

昨年QOLを高めるために始めた撮影旅、Monthly Photo Challengeですが、忙しい日々の中でなかなか行けなくなってしまいました。状況が変わったのだから仕方がないとも思えますが、でもこういうのは積み重ねだし時間は作るものだと思うので今後も少しずつ行けそうな時に行きたいと思います。

今年はちゃんと撮影したのは2回しか無いのですが9月の千葉は楽しかったですね。サンセットから深夜移動して早朝の日の出を狙うとか楽しくて楽しくて。でもこういうのも年齢とともに難しくなると思うので自動運転の早期普及を願います。

グループ写真展で大阪まで行ってきました

写真といえば、グループ写真展ですが、所属していた別所隆弘さん率いるメンバーとともに大阪での写真展に参加しました。これも1泊2日弾丸大阪ツアーでしたが楽しかったなぁ。沢山の関西の方に見に来ていただけたし、新たな出会いもあったし、何より別所さんのサロンメンバーとまたこうして会えたのは楽しかった。良き思い出。

音楽

今年はなんと、50代にしてヒップホップを聴き始めました。ヒップホップというとみなさんが何を思い浮かべるかわからないですが、主にキングギドラです。ベタですかね。まあ、ヒップホップと言ってもそれ以上広げるというよりは最終兵器のツーバージョンを延々と聴き続ける感じでした。そしてZeebraとKjの経緯も知り、Grateful Daysと公開処刑を交互に聴きながら通勤したことが何十回あったことか。あんなに慕っていた人から公開処刑されるとかちょっとなかなか耐えられないですよね、とか考えながら。僕ならどうしたかな。

友人との別れ

楽しい話だけで終わらせようかとも思ったのですが、自分より10歳くらい若い友人を見送りました。自分もいつ来るかわからないですし、これからこういうことも増えると思うのですが、SNSなどで一番接点の多い友人だったのでなんだか喪失感は大きいですね。でも最後の早く楽になりたいというニュアンスの言葉が忘れられないですね。痛かったんだろうなぁ。お疲れ様でした。忘れないからね。

Googleについて

最後にGoogleについても触れておきます。

Googleって案外理解されてないかも

大学生や若い世代と話していると、彼らにとってGoogleは「大企業のひとつ」というくらいの認識しかないことが多いと感じます。例えば、「YouTubeと地図とか検索やってる会社」というイメージが一般的で、「イノベーション」という視点はあまり含まれてい無いと感じますね。でもよく考えるとそれはすごく自然なことで、大学1年生って18歳とすると、12歳でGoogleとかに興味持ったとしてもその時すでに2018年。2018年から今までの間はGoogleにとって試練の時期だったと思うのでそこしか体感してない世代は2000年代後半のいわゆるWeb2.0のような時代を体感した人とGoogleに対する認識に大きな違いがあるんですよね。

これはGoogleに限らず、大抵の出来事が世代ごとに認識が異なるということなんだと思います。こうした認識の差を意識しながら説明することが多いんですよ、というのは、この記事を読むであろうGoogle社員の方々にお伝えしたい点です。そうしないと伝わらないので。悪い意味で言ってるのではなくて、結構人々の認識ってこんな感じですよ、というニュアンスです。

自分の中の一部分はあの時止まったまま…

もう退職して1年半くらい経つわけですが、ある意味僕の中のある部分はあの瞬間で時間が止まってるんですよね。だからたまに連絡くれる方がいると嬉しいし、研究室も近いので遊びに来てくれる人がいると本当に嬉しい。USの出張からの一時帰国で立ち寄ってくれるとか。でも現役の社員の皆さんの時間はあの瞬間では止まってなくて、流れてるんですよね。だからあの出来事はもう過去なんだろうしね。それはしみじみ感じますね。だからこそ、連絡くれる人がいると嬉しいな、と思う今日このごろです。

結局あれは自分にとって何だったのか?

そして、これは常に頭にある問なのですが、Googleを辞めることになった出来事は自分にとってどんな意味があるのか?ということを毎日考えている気がします。この結論は変わるのかもしれないですが、今の結論は、あの時辞めることになって、そしてそれを受け入れてよかったな、ということですね。まあこの辺の細かい感情は誤解を生みそうなので記事ではこのくらいにしておきます。でもあのタイミングでなければ大学教員という流れにはならなかったと思うのでその意味でも良かったな、と。

そして、Googleの思い出といえば今年の夏、セルリアン時代のGoogle社員が集まった大同窓会が開催されました。あれは楽しかったなぁ。昔の方が良かったという感じではないのですが、今とは別の集団だったな。今でもみんなエネルギッシュで、そしてみんなあの頃のGoogleが今でも多分大好きで。カメラマン楽しかった。次回何年後になるかわからないですが次回もやりますのでw

最後に

というわけで金谷の2024年を思いつくままにまとめてみました。複数の新しい仕事&役割、新しいデバイス、新しい趣味、立ち上げ中の複数の企画などチャレンジ盛り沢山の1年でした。2025年はそれらをひとつひとつ形にしていきたいと思います。まずは一般社団法人の立ち上げだなぁ。みなさん、よろしくね。

2025年はドラクエのように仲間を増やしながら進んでいきたいと思います。これは誰でもいい、というわけではなくて(ドラクエだって選べるでしょう?)、様々な個性を持った仲間を増やし、その個性を活かしながら、楽しく冒険のような気持ちで進んでいきたいと思います。

最後に、今年最後のSHIBUYA SKYからのサンセットを。ちなみにSonyのα7IVです。寒かった!

引き続き2025年もよろしくお願いします。みなさまも良いお年をお迎えください!

金谷武明

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