Apple Vision Pro、買った時には意識していなかった今利用頻度が上がっている理由とは

Apple Vision Proが日本で発売されてから、あっという間に1年4ヶ月が経過しました。本当は購入時の興奮や詳細なレビューを綴ろうと思っていたのですが、なかなか大作になりそうで後回しに…。

そんな中、最近、購入当初は全く意識していなかった、Vision Proならではの強力なメリットに気づき、今や使用頻度が急上昇しています。その意外なヘビーユースの理由について、購入した理由より先にご紹介したいと思います(笑)。

最近めっちゃ使っている3つの理由

今では、カフェやファミリーレストランでも躊躇なくVision Proを装着して作業しています。決して周囲にドヤりたいわけではなく、純粋に作業効率と快適性が手放せないからです。最近の使用頻度が上がった背景には、大きく分けて3つの理由があります。

理由1:作業効率が劇的に向上する「無限の大画面」

あ、ちょっと大袈裟に言いすぎました。有限ですが、ノートPCをはるかに上回るサイズの大画面で作業効率は上がります。僕は普段、外部モニターを持たずノートPCの小さな画面だけで作業しています。しかし、Vision Proを装着すれば、目の前に巨大な仮想ディスプレイが出現します。

複数のブラウザウィンドウを好きなサイズ、好きな位置に配置できるため(ウィンドウ内)、ウィンドウを横に大きく広げながら、2画面で作業するとか、チャットツールを端に、といった理想的なマルチタスク環境を瞬時に構築できます。これにより、限られたデスクスペースの制約から解放され、作業効率が劇的に向上しました。

理由2:場所を選ばない「究極のプライバシー保護」

外出先で作業をする際、特にカフェなどでは「後ろからの覗き見」が常に気になります。機密性の高い作業でなくても、画面を見られているというだけで集中力が削がれるものです。

Vision Proをつけていると当たり前ですがどんな大画面でも誰にも見られる心配はありません。周囲に人がいても気にする必要が一切なくなったため、場所を選ばず安心して機密性の高い作業に集中できるようになりました。僕は一ヶ所で集中力が続かないため、大学に行っても研究室で行き詰まったらカフェとかに行ってしまうので、これは非常に大きなメリットだと感じています。

理由3:想定外の「老眼からの解放」

そして、個人的に最も予想外で、これだけでも買う価値があると感じているのが、老眼(ろうがん)からの解放です(笑)。

若い方にはなかなか想像しにくいかもしれませんが、老眼が進むと、至近距離のPCディスプレイを長時間クリアに見続けることが大きな負担になります。
しかし、Vision Proでは、仮想ディスプレイが「目の前ではなく、やや離れた距離(おおよそ1〜2 m先)」に見えるよう光学的に設計されており、近くを見るためのピント調整が不要になるらしいです。

PC画面を見るより格段に目に優しく、クリアで快適に作業が続けられる――この「老眼に優しい」という意外な恩恵が、最近使用頻度が上がっている最大の理由となります。

まあ、Vision Pro自体が目の負担が大きいという話もあるのでどっちを取るか、ではあるかもですが(笑)。少なくとも僕は長時間つけていてもそんなに違和感はないので。

まとめ

Vision Proは、高価なデバイスではありますが、僕にとっては単なるガジェットではなく、「作業効率の向上」「プライバシーの確保」、そして「身体的な負担の軽減」を実現してくれる強力なワークツールへと進化しました。

もし渋谷駅や中野などのカフェで、Apple Vision Proを使って作業している人を見かけたら、それは僕かもしれません。見かけたら、そっとSNSなどで確認(ご報告)してくれてもいいですよ(笑)。

ちなみに、僕はまだ自分以外の人がカフェでVision Proを使っているのに遭遇したことはありません(笑)。

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